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こんなお悩みはありませんか?

野球肩・野球肘_イメージ1

野球ボールを投げるときに痛みが出る
投げるときに全力でボールを投げられない
投球を再開すると痛みが再発する
投球時の痛みや違和感、腫れ、可動域制限などがある
肘から手にかけて力が入りにくくなったり、痺れや不安感が生じることがある
腕を上げていくと90度の辺りで痛みや違和感を感じ、それよりも上げられなくなる
眠れないほどの強い痛みを感じる、日常生活で少しの動作をしただけでも痛みが出る

野球肩・野球肘について知っておくべきこと

野球肩・野球肘_イメージ2

野球肩は、ボールを投げる動作に伴って肩関節周辺に発生する痛みの総称です。投球障害肩ともいわれます。野球の投手に多くみられる症状ですが、テニスやバレーボール、ハンドボール、やり投げなどの競技でも発症します。野球肘には内側型野球肘と後方型野球肘があります。内側型野球肘は肘が痛いと言って来院されるスポーツ選手の中で最も多いものです。内側型野球肘は肘の内側に原因がある野球肘ですが、その大多数は肘の内側の骨につく腱や筋の硬さによるものです。ストレッチ不足やフォームの異常が原因になります。外側型野球肘は肘の曲がる部分の軟骨を痛めてしまうタイプの野球肘です。ほとんどが小学校時に発生し、適切に対処しておかないと肘の変形や曲げ伸ばしの障害が進行しやすく、スポーツ選手の将来を大きく左右してしまうものなのです。

症状の現れ方は?

野球肩・野球肘_イメージ3

野球肩の症状は肩の痛みや可動域の制限、肩の腫れなどがあります。特に投球時や日常動作で肩に痛みを感じることが多いです。また肩に引っかかる感じや痛みが出るため、腕が上がりにくい、上手く回らない、肩に力が入らない、全力で投球ができないなどが起こります。さらに、肩に痺れや抜けるような感じがあったり、肩にだるさや疲労感、肩周囲が赤く腫れたり、触れると熱感を感じることがあります。野球肘の症状は投球時や投球後に痛みが出る、肘の曲げ伸ばしがしにくい、肘が急に動かせなくなる、肘関節の引っかかり感を感じることがあります。

その他の原因は?

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野球肩は、投球動作の繰り返しによる肩の酷使が主な原因になります。肩や肩甲骨周りの筋力不足や体幹、股関節の柔軟性の不足などの要因があります。投げすぎによる肩関節への負担や悪いフォームでの投球による肩の負担がかかるなどの原因があります。野球肘は、ボールを投げるときに肘に大きな力が加わります。速いボールを投げたり、肘下がり、手投げと言われるような悪いフォームで投げたりすると、1回1回の投球で肘にかかる負担が大きくなります。また投球数が多くなればなるほど負担や疲労感が増えます。下半身の筋力不足や肩、股関節の硬さによる負担も大きくなります。

野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

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野球肩を放置していると、野球の時だけではなく着替えなどの日常生活の基本的な動作にも支障をきたすようになるため注意が必要です。また、放置をしてさらに症状が進行していくと腱板損傷、関節包拘縮、関節唇損傷、肩関節の不安定性、ベネット骨棘、肩甲上神経損傷になる恐れがあります。野球肘を放置すると、関節の軟骨の損傷や変形、肘の可動域制限、関節ネズミなど深刻な障害を引き起こす可能性があります。また、肘周りの靭帯の断裂が起こったり、指先の痺れが起こる、変形性肘関節症を発症する可能性があるので施術していく必要があります。

当院の施術方法について

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当院の施術では上半身ストレッチがあります。腕や肩周り、肩甲骨周りの硬くなった筋肉をストレッチするので野球肩や野球肘の軽減が期待でき、予防になります。また当院には上半身の血流を促すメニューがあります。筋肉が硬くなると血流が悪くなるので痛みが出たり痺れが出ることがあります。腕にクリームを塗り筋肉の硬さを取りつつ血液の流れを良くします。また肩甲骨はがしの手技も入ってくるので肩周りや肩甲骨周りの筋肉を緩めていきます。また鍼施術も効果が期待できます。深い筋肉に対してアプローチするメニューなので施術後は軽くなった感じがあります。

軽減していく上でのポイント

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野球肩、野球肘を軽減していくには肩の関節や筋肉を柔軟に保つ必要があります。関節や筋肉が柔らかいと肩甲骨周りの可動域が広がり、肩への負担の軽減が期待できます。また、筋力不足が原因で起こることがあるので筋力を強化する必要もあります。肩を中心とした上半身のトレーニングだけではなく下半身のトレーニングも大切になります。投球動作は上半身と下半身を連動させる全身運動なので肩周辺の筋肉はもちろん、腹筋や背筋、踏み出しに欠かせない股関節やインナーマッスルを鍛えることで正しいフォームを維持することができます。日々の筋肉トレーニングでしっかりとした身体の土台をつくり、野球肩、野球肘の予防に繋げることが大切です。