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顎関節症 について

顎関節症とは?

顎関節症とは、顎に痛みが生じたり、口を開きにくくなったり、顎を動かすと音がするなどの症状が出るものです。また、顎関節症が原因で頭や首、肩に痛みを感じたり、めまいや耳鳴りがすることもあります。

顎関節症の根本原因は?

顎関節症は、顎の関節や筋肉に異常な負荷がかかる習慣によって引き起こされます。また、歯ぎしりや歯を強く食いしばる癖、頬の内側や唇をかむ癖、噛む歯が左右どちらかに偏っていること、片側の歯に問題があり反対側の歯だけで噛むことなど、噛み合わせの不良が原因となることが多くあります。さらに、姿勢の悪さやストレスなどの生活習慣や癖も、噛み合わせに悪影響を及ぼす要因となります。

対処療法のみでは、多くの場合、再発を繰り返しやすいとされています。このため、一時的に症状が軽減しても、歯科医師による定期的な経過観察が大切です。

こんなお悩みはありませんか?

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口を開けたり閉じたりする時に顎関節でカックン、コッキンというような音がする
口を開ける、口を閉じるをスムーズに行うことができない
→精神的緊張やストレスが顎の周りの筋肉を緊張させ噛み合わせがアンバラスになり、無理な力が関節にかかり顎関節に負担をかけることもあります。上下の歯の噛み合わせの異常による場合に多くみられます。

口が左右に上手く動かなくなる
口が開けにくくなる
顎が外れやすくなる
→日常生活において食事をしている時に起こりやすくなります。

顎関節症に対する当院の考え

知っておくべきこと

顎の痛み、口を開けにくい、関節音が鳴るなどの症状がみられる、関節や筋肉の不調についてお話しします。

原因としては、①歯ぎしり、②食いしばり、③悪い歯並び、④噛み合わせ、⑤ストレス、⑥外傷が挙げられます。判断基準としては、①~⑥のいずれかに当てはまり、他の病気が原因でない場合に診断されます。

顎関節症は、顎や顎の動きに異常が生じるだけでなく、頭痛や肩こりなどの症状がみられることがあります。個人差はありますが、首・背中・腰の痛み、耳の痛み、耳鳴りなど、全身に症状が及ぶ場合もあります。

顎関節症に対する施術方法はまだ明確に確立されておらず、さまざまな方法が試みられています。薬物療法、理学療法、運動療法(リハビリ)、スプリント療法、心身医学療法などが選択肢として挙げられます。

顎関節症はなぜ起こるのか?

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歯並びや噛み合わせの悪さによる顎関節への負担、顎関節がもともと弱いといった構造上の問題、ストレスや不安によって顎周りの筋肉が緊張している状態が、顎関節症の要因となることがあります。

また、日常生活での些細な習慣や癖も大きく影響します。顎関節症の原因として特に多いのは、噛み合わせの異常、食いしばり、歯ぎしりなどであり、複数の要因が重なって発症することもあります。

虫歯などの影響で片側の歯だけで噛む状態が続くと、噛む筋肉や側頭部の筋肉が硬くなり、症状が現れる場合があります。また、首の関節にズレが生じた状態で生活していると、首の筋肉が引っ張られ、それが顎の痛みにつながることもあります。

顎関節症を放っておくとどうなるのか?

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顎関節症が悪化すると、口が開きにくくなったり、顎にしびれや痛みを感じることがあり、日常生活に欠かせない咀嚼動作がつらくなる場合があります。

また、顎の局所的な炎症にとどまらず、顎のズレや歪みが生じることで顔の骨格に影響を与えるほか、頸椎の歪みが発生することで肩こりや頭痛が起こる原因となることがあります。

さらに、顎の筋肉が緊張することで首の筋肉にも影響を及ぼし、顔のたるみにつながることが考えられます。鎖骨まわりの筋肉が緊張するとリンパの流れが悪くなり、むくみや肌荒れにつながることもあるため、美容面にも影響を及ぼす可能性があります。

顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?

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当院では、顎関節症の患者様に対して「ドライヘッド矯正」の施術をおすすめしております。

顎関節症は、顎周りの筋肉が緊張することで起こることが多いため、筋肉をほぐしながら、顎の開閉や動きをスムーズにし、生活習慣の見直しを目指していきます。ドライヘッド矯正の施術を行うことで、頭痛や目の疲れの軽減が期待できるほか、首や肩こり、顔のむくみが気になる方にもおすすめです。

顎周りの違和感や不調でお悩みの方は、ぜひ一度お試しください。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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当院のドライヘッド矯正では、適切な圧で緊張した筋肉をマッサージによってほぐすことで、症状の軽減が期待できます。さらに、リラックス効果もあり、寝ているときの歯ぎしりや食いしばりなど、顎関節症の悪化要因の軽減にもつながると考えられます。

また、食いしばりによって緊張した首や肩の筋肉をほぐすことができるため、顎関節症に起因する肩こりや首の疲れ、頭痛などの不調の軽減が期待できます。

施術後の体感としては、顎関節の痛みの軽減、首や肩の可動域の向上、疲労感の軽減など、患者様によってさまざまです。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

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通院は約3週間間隔で行い、通常は施術開始から3カ月程度で、症状の軽減が期待できます。

まれに、顎関節症の症状が落ち着いた後に、かみ合わせの違和感(顎の位置が変わり、上下の歯がうまくかみ合わなくなること)が生じる場合があります。そのような場合は、かみ合わせの調整や、必要に応じて補綴(被せ物など)の処置を行い、しっかり噛めるようにすることが大切です。その場合、状況によっては通常よりも施術期間が長くなることがあります。