片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
薬を飲んでもなかなか頭痛が治らない
頭痛で吐き気やめまいがする
階段の上り下りなど、日常的な動作により痛みがひどくなる
光を眩しく感じたり、光を見ると頭痛が増す
天気が悪くなる前に頭痛がする
首が凝ってくると頭痛が出る
頭が重く、ボーっとする
目の奥がギューッと痛む
頭痛で仕事に集中できない
頭の片側がズキズキと脈打つように痛む
頭痛が起こる前に食欲が増す
お酒を飲むと頭痛が起こりやすい
週末のたびに同じ症状に襲われる
片頭痛で知っておくべきこと
片頭痛は、脳の血管が広がり神経が刺激されることで起こるとされています。そのため、血管を拡張・収縮させる物質を含む食品は避けることが推奨されます。
片頭痛の誘因となる食品には、赤ワイン、チョコレート、チーズ、ピーナッツ、豚肉、ハム、サラミなどが含まれています。これらはイタリア料理に多く含まれており、和食には少ない傾向があります。
片頭痛の痛みが出ている時は、冷やすことで痛みの軽減が期待できます。こめかみの脈打つ部分を冷却シートや氷枕などで冷やすことが大切です。
また、片頭痛の際には光や音などに敏感になることがあるため、刺激を避けて安静に過ごすことで痛みの悪化を防ぐことができます。
症状の現れ方は?
片頭痛の前兆として現れる症状には、だるさ、イライラ感、集中できないといったものがあります。また、キラキラやギザギザとした光が見える、視野に盲点ができてその周囲にチラチラした光が見えるといった視覚的な変化も見られることがあります。さらに、身体のバランスが取れなくなったり、腕や足の力が抜けたり、話しにくくなるといった前兆も挙げられます。
片頭痛の痛みは、頭の片側または両側にズキズキやガンガンといった拍動性の痛みとして現れることが特徴的です。また、頭を傾けた際に痛みが増す場合や、痛みに伴って吐き気や嘔吐、光や音、匂いに対して敏感になる症状も見られることがあります。
片頭痛には、痛みが発生する前に「前兆」が現れるケースがあり、その症状はおよそ1時間程度続くことがあるとされています。
その他の原因は?
片頭痛は、日常生活のさまざまな要因が引き金となって発生します。ストレスや寝不足、女性ホルモンの変化(月経周期)、天候や気圧の変化、空腹や脱水、肩こり、アルコール、カフェインの摂りすぎなど、日常生活の要因が片頭痛のきっかけになることがあります。
また、過剰な睡眠も片頭痛の一因となることがあります。リラックス状態で副交感神経が活発になると血管が拡張しやすくなるため、睡眠時間が長すぎる場合にも片頭痛が起こる可能性があります。
さらに、高血圧も片頭痛の要因とされています。血圧が高い場合には血管の拡張や神経の圧迫が起こりやすくなり、それが片頭痛の原因となることがあります。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛に対して長年適切な治療をせず放置すると、加齢に伴い片頭痛自体は軽減することもありますが、難治性の浮動性めまいや頭痛、頭重感、耳鳴りなどを発症することがあります。
また、片頭痛は脳梗塞やアルツハイマー病などの認知症のリスクが高まる可能性があるというデータも出ています。
片頭痛と脳梗塞との関連については、さまざまな研究がなされてきました。45歳未満で閃輝暗点などの前兆がある片頭痛を持つ女性では、脳梗塞発症リスクが2倍となり、喫煙や経口避妊薬(ピル)の服用によりそのリスクは7~9倍に増加します。また、50歳未満で前兆のある片頭痛を持つ女性の場合、年12回以上の発作があると、リスクが2~10倍に増加するというデータもあります。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症、喫煙、ピルの服用などの危険因子がある場合、脳梗塞のリスクも考慮して治療を行う必要があります。
当院の施術方法について
当院では、ドライヘッド矯正と鍼施術を推奨しております。
【ドライヘッド矯正】
ドライヘッド矯正とは、頭痛の原因となる筋肉の緊張を指圧によって緩める施術です。また、リラックス効果が期待でき、副交感神経が優位になることで頭痛の軽減が期待できます。
【鍼】
鍼は、頭痛の症状に適性が高いとされています。特に、ストレスが原因で起こる片頭痛に対して鍼施術は非常に適しているとされています。
片頭痛は、身体を動かすと痛みが悪化したり、吐き気を伴うことがあるため、家庭や仕事にも支障が出る場合があります。鍼によるツボや筋肉への刺激は、周辺部位の緊張を緩和する効果が期待できます。
改善していく上でのポイント
片頭痛を予防するためには、ストレスを発散することが重要です。運動や湯船に浸かること、音楽を聴くことなど、自分に合った解消法をいくつか持っておくことが大切です。
また、良質な睡眠を取ることやアルコールを控えることも有効です。アルコールの種類によっては片頭痛を引き起こしやすいものもあります。特に赤ワインはポリフェノールを多く含むため、血管を拡張しやすく片頭痛が起こりやすいとされていますので注意が必要です。
ただし、睡眠時間の確保が難しい方や、長年片頭痛に悩んでいるもののなかなか症状が軽減しないという方は、接骨院での施術を検討してみてはいかがでしょうか。専門知識や経験を持つプロの施術は、セルフケアよりも早く効果が期待できます。
ぜひ、一緒に片頭痛の改善を目指していきましょう。