悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

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肩こりや背中の痛みが続いている
頭痛が頻繁に起こることがある
睡眠中に呼吸が浅く感じることがある
疲れが取れにくく、全身がだるい
集中力が続かずイライラしやすい
肩や首の筋肉が常にこっている
首や肩に重だるさや痛みを感じる
吐き気や頭痛がひどくなることがある

巻き肩について知っておくべきこと

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巻き肩のセルフチェック方法
後ろから見たときに、背骨と肩甲骨の内側の距離が指3本以上離れている場合は、巻き肩の可能性があります。正常な状態は、男性で指2本、女性も指2本程度の距離が目安です。それ以上離れていると巻き肩と判断されます。

次に、肩幅くらいに足を開いて立ち、両腕をバンザイのように真っ直ぐ上に伸ばしてください。横から見て、腕が耳よりも後ろにある場合は正常な状態です。腕が耳よりも前にある場合は巻き肩の可能性があります。

また、仰向けに寝た際に肩が浮いている場合も巻き肩が疑われます。

さらに、立った状態で腕を自然に垂らし、肘が外側を向いているかを確認してください。肘が外側を向いている場合は巻き肩の可能性があります。

これらは、ご自身で簡単に行える巻き肩のセルフチェック方法です。気になる方は、ぜひ一度お試しください。

症状の現れ方は?

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巻き肩とは、肩が丸まり前方に出ている状態を指します。これは、胸の奥にある大胸筋が凝り固まることで起こることが多いです。長時間のパソコン作業やスマートフォンの操作、横向きでの睡眠姿勢などが原因となる場合があります。

巻き肩の症状には、肩や首のこりや痛み、頭の圧迫感や締めつけ感を伴う緊張型頭痛が挙げられます。また、筋肉が固まることで血管が細くなり、血流が滞ることによる血流障害が起こる可能性があります。その結果、手や足の末端に老廃物がたまりやすくなり、冷えやむくみを感じることがあります。

さらに、巻き肩によって胸郭が圧迫されることで呼吸が浅くなり、肩が前に出ることで胸郭が小さくなり、肺が圧迫されることもあります。

その他の原因は?

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年齢や生活習慣と巻き肩の関係
年齢を重ねると筋力が低下しやすくなり、それに伴い姿勢が崩れやすくなります。その結果、巻き肩が起こりやすくなることがあります。特に、背中の筋肉のトレーニングを怠ったり、胸の前側の筋肉ばかりを鍛えてしまうと、筋肉のバランスが崩れて巻き肩を助長してしまいます。

また、長時間のデスクワークやスマートフォンの画面を集中して見ることにより、無意識のうちに首が下を向き、前かがみの姿勢が続くことで肩が丸まってしまうことがあります。

さらに、横向きで寝ることも巻き肩の原因の一つです。横向きの姿勢では、上半身の体重が重力の影響で肩にかかりやすく、肩が前にスライドしてしまい、巻き肩になりやすくなります。

巻き肩を放置するとどうなる?

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巻き肩を放置した場合に起こり得る問題
巻き肩を放置すると、以下のような問題が起こる可能性があります。

まず、肩関節が固まりやすくなり、関節の可動域が狭くなってしまいます。また、肩関節の周りに炎症が起こることもあり、その結果、四十肩や五十肩の症状が現れることがあります。

巻き肩の状態では、常に肩甲骨が外側に開いているため、肩や首がこりやすくなります。さらに、背中が丸くなることで背中の筋肉が突っ張ったような状態になり、それが長く続くと肩関節が固まってしまい、可動域の制限につながることもあります。

また、緊張型頭痛による頭の圧迫感や締めつけ感のある頭痛、身体の疲労感が現れ、仕事中の集中力が低下するなど、日常生活に支障をきたす場合もあります。

当院の施術方法について

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当院の施術方法について
当院の施術には「肩甲骨はがし」と「猫背改善」がございます。

「肩甲骨はがし」は、肩甲挙筋など肩甲骨周りの凝り固まった筋肉に対してアプローチする施術です。施術後には肩甲骨周りがすっきりと感じられ、肩の可動域が広がることが期待できます。巻き肩で肩甲骨が外側に開いている方に特におすすめの施術メニューです。

「猫背改善」のメニューでは、大胸筋のストレッチを行います。巻き肩が原因で大胸筋などの前側の筋肉が硬くなっているため、ストレッチで筋肉を伸ばしていきます。また、首のストレッチも行い、首の横側や後ろ側に凝り固まっている筋肉をほぐしていきます。

軽減していく上でのポイント

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日常生活での姿勢とストレッチのポイント
座るときは、背筋を伸ばし、お尻を背もたれにつけてください。頭は天井から吊るされているようなイメージで、首が前に出ないように意識することが大切です。

長時間パソコンなどを使用する際には、定期的に休憩をとり、身体を伸ばすようにしましょう。

スマートフォンやゲームを操作するときは、できるだけ目線に近い高さで行うことが望ましいです。

ストレッチでは、背中の筋肉を伸ばし、胸を張った姿勢で立ち、両手を背中に回して肩甲骨を引き寄せるように上に持ち上げる方法があります。

また、四つん這いの姿勢になり、息を吸いながら背中を反らせ、息を吐きながら背中を丸めるストレッチも効果的です。さらに、大胸筋など胸部の筋肉を伸ばすストレッチもおすすめです。