悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

椎間板ヘルニア
→椎骨と椎骨の間の、弾力性のある椎間板に問題がある状態です。
脊柱管狭窄症
→脊柱管が狭くなる疾患のことです。
骨折
→部分的または完全に骨が壊れることです。
圧迫骨折
→脊髄の骨が弱くなって崩れたときに発生することです。
胆石
→肝臓の下の小さな臓器である胆嚢で、胆汁が固まってできた結晶(結石)です。                  
肉離れ
→筋肉や、筋肉と骨をつなぐ組織(腱)の伸張・損傷です。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中の痛みには基礎疾患以外の原因も考えられます。例えば、運動や持ち上げる動作のし過ぎによる酷使、長時間の座った状態や寝た状態、不自然な姿勢での睡眠、身体に合わないリュックサックなどが原因となることがあります。また、筋肉や骨、あるいは背中の高さに位置する内臓の損傷や病気によって痛みが生じることがあります。

急な激痛がある場合は、心臓や大動脈の病気の可能性が考えられます。表面がピリピリするなどの痛みの場合は、皮膚の病気が疑われます。動いたときに痛みがある、または痛みが悪化する場合には、筋肉や骨の問題が考えられます。

症状の現れ方は?

<椎間板ヘルニア>
椎間板ヘルニアでは、下肢の痛みや痺れ、力が入りにくい、動きにくい、また痛みにより背骨が曲がるといった症状が見られます。悪い姿勢で負荷がかかる作業をしていると、椎間板の一部が壊れて発症することがあります。若い方でも起こる可能性があります。

<脊柱管狭窄症>
脊柱管狭窄症では、長距離を歩くことが難しく(休むと再び歩けるようになることが多い)、下肢の痛みや痺れなどの症状があります。椎間板や骨の変形により、神経が圧迫されることが原因です。この症状は中高年に多く見られます。

<心筋梗塞>
心筋梗塞の症状としては、強い背中の痛みが15分以上続くこと、動悸、息切れ、めまい、不安感、脱力感などがあります。心臓に血液を運ぶ冠動脈が詰まり、心筋が壊死することで発生することがあります。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

背中の痛みには姿勢不良が関与することがあります。姿勢が悪いと、筋肉が硬くなり、痛みを引き起こすことがあります。

姿勢が正しい状態では、お腹側の筋肉と背中側の筋肉に均等に負担がかかり、筋肉が常に緩んでいる状態であるため、通常は痛みを感じることはありません。しかし、姿勢不良の状態では、お腹側の筋肉が常に収縮し、背中側の筋肉が常に引き伸ばされる状態になります。このため、背中側の筋肉に常に負担がかかり、急な動作を加えるとぎっくり腰などを引き起こす恐れがあります。そのため、良い姿勢を保つことが重要です。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みを放置すると、後縦靱帯骨化症や黄色靱帯骨化症などの脊髄周辺にある靱帯が骨化し、脊髄を圧迫して痛みなどの症状を引き起こす疾患が起こることがあります。後縦靱帯骨化症は前方にある靱帯が骨化するもので、黄色靱帯骨化症は後方の靱帯が骨化するものです。原因はまだよくわかっていませんが、遺伝的要因が関与していると考えられています。日本人における発症は比較的多いとされています。主な症状としては、背中の痛み、背中の張り、下半身のしびれ、強いしびれによる歩行困難などがあります。

その他にも、側弯症という脊柱が正面から見て左右に弯曲している状態で、ねじれを伴うこともあります。側弯症の原因はわからないことが多いですが、乳幼児から中学生くらいまでに発症することが多く、脊柱の変化が大きい思春期に悪化しやすい傾向があります。

当院の施術方法について

紹介イメージ

当院では、以下の3つの施術方法をご提供しております。

【鍼施術】
鍼施術の効果としては、自己治癒能力の促進と痛みの軽減が期待できます。鍼を用いることで、鍼が刺さっている周辺の血流が改善されるため、上記の効果が得られます。

【全身矯正施術】
背中の痛みの原因として、筋肉の硬さが挙げられます。筋肉の硬さの原因は、骨格の歪みや姿勢不良によるものです。そのため、骨格の歪みを正しい位置に戻すための全身矯正施術が効果が期待できます。

【猫背改善施術】
全身矯正施術とは異なり、筋肉の捻じれをストレッチにより正しい位置に整える施術です。姿勢不良からくる背中の痛みに対しても、効果が期待できる施術となっております。

改善していく上でのポイント

背中の痛みを軽減するためには、ストレッチが効果が期待できます。以下に、背中を丸めるストレッチの方法をご紹介します。

1.仰向けに寝て、両脚を抱え込みます。脚を胸の方に引き上げるようにします。
2.苦しくない程度にあごを引き、顔をひざに近づけるようにして体を丸めます。
3.この姿勢を20秒から30秒保持し、これを5回から10回繰り返します。

このようなストレッチを日常的に行うことで、背中の痛みの軽減が期待できます。