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ストレートネックについて

ストレートネックとは?

本来、首の骨は身体の側面から見ると前方向にカーブしています。しかし、スマートフォンやパソコンなどで下を見続けることが積み重なると、首の骨がまっすぐに並んでしまうことがあります。この状態をストレートネックと言います。
首が前に出ることによって、首や肩周りの筋肉に負担がかかり、肩こりや首こり、重さを感じることにつながることがあります。

ストレートネックの根本原因は?

首には7つの骨があり、身体の側面から見ると前方にカーブを描いて並んでいます。このカーブは、クッションのような働きをして頭を支えています。
首から上の重さは約5キロから6キロほどであり、デスクワークやスマートフォンの見過ぎなどでうつむいた姿勢が続くと、長期間にわたってこの状態が繰り返されることになります。
その結果、かなり重い物を首や肩の筋肉で支えているため、首や背中の上部の筋肉が過緊張し、伸びにくくなります。このような状態が続くと、首の骨が前に曲がり、逆方向に崩れていきます。
この崩れが進むと、首の骨のカーブは失われ、まっすぐな状態になります。これがストレートネックの原因となります。

こんなお悩みはありませんか?

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首や肩のこり
頭痛
手や足のしびれ
目の疲れ
不眠
めまいや耳鳴り

首の骨の歪みによって筋肉が固まり、血流が悪くなり、目の疲れや首・肩こり、頭痛といった症状が現れます。
また、固まった筋肉によって神経が圧迫され、自律神経が乱れることで、不眠、めまい、耳鳴りなどの症状が現れることがあります。
症状が悪化すると、手や足のしびれ、首のヘルニア、視力の低下などの症状を引き起こす可能性もあります。

ストレートネックに対する当院の考え

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肩こりや首のこり、つけ根部分の痛みが生じ、頚椎が正常に働かなくなることがあります。また、頭痛の違和感も感じることがあります。
神経が圧迫されると、腕や手に痺れが生じることもあります。特に20代から30代の若い年代に多く見られ、スマホ首とも呼ばれています。
首の前側にある斜角筋、首後ろの後頭下筋群、上部僧帽筋、肩甲挙筋などが痛むことがあります。
ストレートネックには二つのタイプがあります。1つ目は筋性のストレートネックで、パソコンやスマホの使用が原因で筋肉がこわばることによって起こります。
2つ目は骨性のストレートネックで、頸椎そのものが変形し、椎骨が圧迫されることや、頚椎同士の隙間が狭くなる、または頚椎全体がまっすぐになることが原因です。
骨性のストレートネックは、筋性のストレートネックが長期間続いた結果、椎骨や椎間板に影響が生じることによって発症します。

ストレートネックはなぜ起こるのか?

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まず、ストレートネックとは、首本来の緩やかなカーブがなくなり、直線的な首の状態になることを指します。
ストレートネックは、主に日常生活での前屈み姿勢が原因と考えられます。例えば、デスクワークでの長時間の作業や、スマホを操作して下を向いた姿勢が続いた時です。
また、長時間背中を丸めた姿勢を続けることでも、頚椎の湾曲が消失し、背骨周辺の筋肉が緊張を引き起こして、首がまっすぐに固まることがあります。
さらに、「寝ている姿勢」も首に負担をかける原因となり得ます。枕が高い場合、頭が前に出た姿勢で固まってしまうため、ストレートネックに繋がる可能性があります。
以上のことから、長時間同じ体勢を繰り返すことで、関節や筋肉が固まり、姿勢を元に戻すことができなくなり、その結果としてストレートネックが発症します。

ストレートネックを放っておくとどうなるのか?

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ストレートネックは、そのまま放置していても自然に軽減することはありません。
ストレートネックの初期症状としては、首周りの痛みや肩こりが挙げられます。そのような症状を放置しておくと、血流が悪化し、頭痛やめまいなどが生じることがあります。また、ストレートネックは、頭を支える力が不足し、頭が前に出てきてしまうため、猫背の姿勢になっていることが多いです。
さらに、症状が重くなると、体だけでなく精神面にも影響を及ぼし、うつ病を引き起こすこともあります。このように、ストレートネックを放置しておくと、体全体に不調が現れ、ひどい場合には不眠や食欲不振といった症状があらわれることもあります。

ストレートネックに効果的な当院の施術メニューは?

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ストレートネックを放置していると、頸椎自体が変形し、「変形性頚椎症」へ進行することがあります。この場合、元に戻らない可能性も出てきます。
ストレートネックの方には、手技によってアプローチすることができます。また、鍼や頸椎特化矯正を受けることによって、さらにストレートネックに対する高い施術効果が期待できます。当院では特に「頸椎特化矯正」をおすすめしています。
ストレートネックが軽減しにくい原因の一つに、頸椎7番目の歪みがあります。
頸椎7番目は、通常の頸椎矯正では対応が難しい部分ですが、当院で行っている「頸椎特化矯正」では頸椎7番目までアプローチし、ストレートネックを軽減することが可能です。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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頸椎の7番目は、頭の重さを支え、その動きを支援し、それを通る脊髄と関連神経を保護しています。
7つある首の骨の中で非常に重要な役割を果たす頸椎7番目を正しい位置に戻すことで、首本来の緩やかなカーブを整え、首や肩にかかる負担を軽減することができます。
その結果、首の骨の近くを通る血管や神経の圧迫が軽減され、慢性的な頭痛や眼精疲労の軽減が期待されます。
さらに、血流が改善されることで、目の下のクマや肌のターンオーバーの軽減が期待でき、美容にも良い影響を与えることが考えられます。

ストレートネックを軽減するために必要な施術頻度は?

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ストレートネックの方は、首本来にある緩やかなカーブを整えて、首・肩の筋肉にかかる負担を取り除くための施術をメインに行います。
施術の初期段階(初めて診察を受けてから8~10回)は、1週間に4回のペースを目安に通っていただくことが、ストレートネックを軽減するために必要な施術頻度です。
ストレートネックを放置すると、手足のしびれやめまい、耳鳴り、不眠といった自律神経系の症状を引き起こす可能性があります。
そのため、通院のペースを意識して心掛けることが重要です。